結婚式に参列する際、悩むのはドレス選びですよね。お気に入りのノースリーブドレスで参列したいけれど、マナーに反していないか心配している方もいるのではないでしょうか。

「ノースリーブドレスはマナー違反？」

「羽織りものはどんなものを合わせればいいの？」

「ノースリーブのドレスか袖ありドレスか迷っている」

本記事ではそんなノースリーブドレスの疑問やお悩みについて、詳しく解説していきます。マナーをしっかり確認して、心から結婚式を楽しんでくださいね。

結婚式でノースリーブはあり？

基本的には、結婚式でのノースリーブはマナー違反にはなりません。しかし、TPOによっては相応しくないと判断されてしまう場合があります。参列する結婚式の時間帯、式場、スタイルなどを総合して、ノースリーブがふさわしいか判断しましょう。

ノースリーブだと浮いてしまう可能性があるのは、昼間に式が行われる場合や、格式高いホテルが会場の場合です。ボレロやジャケットをプラスして、露出を控えるようにしましょう。

夜の結婚式では、昼に行われる場合よりも華やかな装いが求められます。よって、ノースリーブで参列しても違和感はないでしょう。また、カジュアルウエディングやガーデンウェディングなどの場合も、問題はありません。

結婚式の肩出しマナー

前述したとおり結婚式での装いは、時間帯や式場によって変わってきます。恥をかかないように、参列する式のマナーを確認しておくといいですよ。

昼間の結婚式の場合

昼間の結婚式に参列する場合は、ノースリーブドレスのみだと浮いてしまう可能性があります。目安として午前中から18時頃までの式の場合は、ボレロやジャケット、ショールなど羽織りものを合わせてコーディネートしましょう。

着物文化に象徴されるように、日本には肌を隠すことが上品という考えがあります。昼間の結婚式では肩出しスタイルを避けるのに加え、ドレスの丈もひざ下を選ぶのが正解です。

夜の結婚式の場合

18時以降のナイトウエディングに参列するときは、肌の露出が多いドレスや輝くアクセサリーで式を彩ります。ノースリーブドレスで参列しても、まったく問題ありません。花嫁より派手にならないよう、適度なコーディネートをするようにしましょう。

神社や教会の挙式に参列する場合

神社や教会で行われる挙式に参列するときは、ドレスコードをよく確認しましょう。神前式やキリスト教式では、ノースリーブをNGとするケースがあります。挙式開始時間が夜であっても、羽織りものを持参して肌の露出を抑えるのがベターです。

カジュアルなパーティーの場合

近年はガーデンウエディングやレストランウエディング、ゲストハウスウエディングなど、新郎新婦をはじめゲストにもカジュアルさを求める結婚式が増えています。ドレスコードや会場を確認して問題なければ、ノースリーブドレスでの参加も問題ありません。

親しい友人だけのお披露目会や二次会などの場合は、ドレスコードが緩くなります。ノースリーブドレスや短い丈のワンピースを着用しても、違和感はないでしょう。

真夏の結婚式はノースリーブドレスでもいい？

真夏でも昼間の結婚式や厳格な挙式の際は、露出を控えるのが無難です。私服でノースリーブを着る暑い季節ならばドレスもOKかと思いがちですが、結婚式は正式なお祝いの場です。マナーを守って参列するようにしましょう。

もし暑さが気になるならば、羽織りものを薄手にしたり、袖部分がレースになったドレスを選んだりするといいですよ。

秋冬の結婚式でノースリーブドレスはOK？

秋冬でも、夜の結婚式やカジュアルウエディングならば、ノースリーブドレスで参列してもOKです。花嫁も肩出しドレスであり、秋冬の式場は暖房が効いているので問題ありません。

ただし、透け感が強い素材の場合は周りから寒そうに見えてしまう可能性があります。ボレロやショールで調節したり、温かみのあるベロア素材や暖色系カラーを選んだりするといいですよ。

ノースリーブドレスにおすすめの羽織りもの

ノースリーブドレスに合わせる羽織りものとしておすすめなのは、以下の3種類です。それぞれどのような印象になるのか確認して、ドレスに合うものを選びたいですね。

1. ボレロ
2. ショール
3. ジャケット

おすすめの羽織りもの①ボレロ

ボレロはウエスト部分より短く、前開きのものが多いです。どんなドレスとも相性がよく、デザインの邪魔をしません。フロント部分にリボンやアクセントが付いているドレスと合わせるならば、ボレロがおすすめです。

袖部分がレースになっているものやふんわりシフォンになっているものなど、さまざまな種類があります。明るいカラーだとかわいらしい印象に、ダークカラーだとスタイリッシュな印象になるので、ドレスに合わせて選んでみてください。

おすすめの羽織りもの②ショール

肩からふわっと羽織るショールは、やさしく女性らしい印象を与えてくれます。そのまま掛けるタイプやリボン付きのもの、ウエスト部分で結ぶものなど、種類は豊富。小さな子どもがいたり、受付を任されていたりする場合は、ほどけにくいスヌードタイプや留め具付きのショールを選ぶといいでしょう。

ショールは薄手のものが多いので、真夏の結婚式に合わせる羽織りものとして選んでもいいですね。うっすらと肩が透けるので、涼しげな印象を与えてくれます。

おすすめの羽織りもの③ジャケット

ジャケットを羽織ると、品格のある大人のドレススタイルが完成します。真冬の挙式に参列する場合は、防寒対策にもなりますよ。

ジャケットと言っても、普段仕事で使っているようなスーツはNGです。フォーマルウェアとして販売されている、おしゃれなデザインのものを選ぶようにしましょう。

ノースリーブドレスのメリット＆楽しみ方

ノースリーブドレスを選ぶメリットは、1着で雰囲気が変えられる点です。例えば昼の挙式中はかっちりジャケットを合わせて参列し、披露宴ではショールに変えて華やかな雰囲気を演出。夜の挙式に参列したあとは、披露宴で肌を露出することで、会場に花を添えます。

さらに、ノースリーブドレスは合わせるもので雰囲気を変えられるだけでなく、単品でもしっかり決まるのがうれしいポイント。シンプルな形のものが多いので、アクセサリーやバッグ、靴次第でイメージが変えられますよ。短期間で友人の結婚式に複数参列する場合でも、毎回違う印象で臨めます。

ノースリーブドレスを着る際は、脇から下着やインナーが見えないように注意しましょう。また真夏の場合は脇汗対策も必要です。塗るタイプの制汗剤を使用したり、ノースリーブ用の汗パッドを利用したりといったケアをするといいですよ。

お呼ばれで安心してースリーブドレスを楽しむなら

結婚式にお呼ばれしたときの、ノースリーブドレスのマナーについておさらいしておきましょう。

• ●肩出しスタイルは、状況によってはマナー違反になる
• ●昼間の式や厳格な会場では、羽織りものを用意する
• ●夜の式やカジュアルウエディングでは、ノースリーブドレスのみでOK
• ●真夏や秋冬の式も、基本のマナーに従う
• ●ノースリーブドレスを選べば、羽織りもので表情を変えられる

羽織りものを上手に使って、素敵なコーディネートで参列したいですね。もし「ノースリーブドレスで参列したいけれど、羽織りものがない」「ノースリーブドレスを着てみたい」という場合は、レンタルを利用するのがおすすめですよ。

無人レンタルサービス「エニタイムドレス」では、結婚式にぴったりのノースリーブドレスやおしゃれな羽織りものを多数取り扱っています。羽織りものを複数レンタルして、披露宴と二次会で雰囲気を変えるのもいいですね。

レンタルを賢く使って、大切な人の結婚式を華やかに彩ってみてはいかがでしょうか。