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結婚式に子連れで参列してOK?お呼ばれマナーを解説

結婚式に招待されたとき、子供を連れて行ってもいいのか悩みますよね。また、初めての子連れ参列では、持ち物や服装にも悩んでしまうものです。

せっかくのハレの日なので、事前に準備を確認して、当日は思い切り楽しみたいですよね。

この記事では、子連れで参列するときのマナーや服装、さらにママのおすすめドレスについてご紹介します。

結婚式に子供を連れて行くのは非常識?

基本的に、新郎新婦から招待された場合は、子連れで参加できます。親族の結婚式の場合は子供も参列するケースが多いでしょう。

もし招待状に子供の宛名がない場合は子供の参列を控えますが、最近では招待状を送る前に電話やSNSで参列可否を訊かれることがほとんどです。打診された際に、子供を連れて行っても良いか確認しておきましょう。

また、子供が熱を出すなど体調を崩して急遽欠席や退席する可能性があることも、あらかじめ伝えておくと丁寧です。やむを得ず欠席した場合は改めてお詫びとお祝いを届けるようにしましょう。

子供について何も言われなかった場合は?

「良かったらお子様も連れてきてね」と言われなかった場合は子供を連れて行かないようにします。子供の預け先がない場合は結婚式の欠席を伝え、無理に連れて行くことは控えましょう。

新郎新婦が考えている式のムードが子供には合わないこともあります。ほかにも、お土産やキッズ向けメニューの用意など、子供のゲストが増えることで新郎新婦の準備も増える可能性があります。

新郎新婦にとって一生に一度のイベントのため、「大人向けの演出にしたい」「落ち着いたパーティーにしたい」と考えていたり、新郎新婦が子供が苦手な場合もあるでしょう。断りなく子供と参列することや、子供と参列できるように依頼することは控えるといいですね。

子連れ参列のご祝儀額は?

結婚式に子連れで出席する際のご祝儀は、食事の有無で判断しましょう。子供の食事が用意されている場合は、大人のご祝儀にプラスしてお祝いを包みます。

基本的に0〜2歳などミルクや離乳食の時期は食事の用意がないため、大人分のみのご祝儀で良いでしょう。未就学児〜小学生の場合はキッズプレートが用意されることが多いので、子供1人あたり5,000円〜1万円程度プラスします。中学生以上になると、大人と同じ料理になるため、子供1人あたり1.5万円〜2万円プラスしましょう。

ご祝儀は千円単位の金額や「4」「9」などの縁起の悪い額は控えるようにします。そのため、端数が出ないように多く包んだり、子供のご祝儀は現金ではなくプレゼントとして後日お渡しすると良いでしょう。

赤ちゃん連れの結婚式についてはこちらの記事で解説しています。
結婚式に赤ちゃんも参加していい?マナーや持ち物を紹介

子供と結婚式に参加するときのマナー

結婚式の中でも、特に挙式中は厳粛なムードのため、出入口付近に座るようにして、騒いだ時は中座しましょう。新郎新婦には、招待状をもらった際に子供が騒いだ時は席を外すことを伝えておくといいですね。

動き回って装飾に触ってしまったり、バージンロードに立ち入ることがないようにします。特に披露宴のテーブルクロスを引っ張って食器やキャンドルなどを倒すことがないよう注意しておきましょう。

挙式前や披露宴前などに、周りの人に声をかけておくといいですね。「子供がうるさくしてしまうかもしれません」と伝えたり、お菓子などを出す前に一声かけておくと印象が良くなります。

子供が騒いだときは?

長丁場の結婚式と披露宴で子供が退屈してぐずってしまったり、慣れない環境で泣き出すことも想定しておきましょう。

式が始まる前に、休憩室や化粧室を確認しておくと安心です。また、騒いでしまったときは静かに対応し、大きな声で注意することは控えましょう

どうしても子供が落ち着かないときは、目立たないようにして中座します。

結婚式前に子供に伝えておくこと

結婚式に参加する前に、子供に結婚式のマナーを伝えておくといいですね。

式や披露宴の全体の流れなどを話したり、バージンロードには入らない、勝手に装飾に触らない、結婚式向けの挨拶の仕方などを年齢に応じて話しておくようにします。

ほかにも、小学校高学年ほどの年齢になると、キッズプレートではなくミニコースのような料理が出ることもあります。カトラリーやナプキンの使い方などのテーブルマナーを伝えておくといいですね。

結婚式はフォーマルな場面での振る舞いを教える絶好のチャンスです。基本的なマナーを伝えておくと子供も気持ちの準備ができるでしょう。

子供の服装は?

結婚式に参加する場合、大人と同様にフォーマルな服装がマナーです。制服も正装になるので制服でも良いでしょう。ほかにも、男の子はスーツ、女の子はパーティードレスやワンピースがフォーマル服です。

リングガールやフラワーガールをお願いされた場合はドレスコードがある可能性があるので、事前に新郎新婦に確認しておくといいですね。

ドレスや靴のサイズが合わないとぐずってしまうことがあるので、必ず試着してから選びましょう。事前に着せて慣らしておくと、式中も機嫌よく過ごせますよ。

子供の服装マナーやドレスの選び方については、こちらの記事で解説しています。
結婚式での子どもの服装のマナーとは?ポイントやNG例も解説

子連れ結婚式で便利な持ち物

子連れで結婚式に参加する際におすすめの持ち物をご紹介します。年齢に合わせて用意しましょう。

  • ●食事エプロン…衣装が汚れないように
  • ●おやつ…こぼれないもの、グミや小さめの菓子パンなど
  • ●飲み物…待ち時間用に準備
  • ●おもちゃ…こまごましたものや、音が出るものはNG、折り紙や絵本などが◎
  • ●ウエットティッシュ、タオル…食べこぼしや汚したときに活用
  • ●着替え…行き帰り用や汚したとき用に、汚れものを入れるビニール袋も用意

帰りは引き出物などの荷物が増えるため、持ち物が多すぎるとかえって大変です。必要なものを厳選してコンパクトにまとめておきましょう

ママにおすすめの結婚式ドレス

子連れ結婚式においてママのファッションは、基本的なフォーマルマナーを守りつつ、動きやすいデザインのドレスを選ぶといいですね。

基本的に、肌の露出を抑えた落ち着いたデザインのドレスを選びます。花嫁カラーである白や殺生をイメージするアニマル柄は控えましょう。

パンツドレスなら動きやすいので子連れ結婚式でも快適に過ごせます。ストールやショールは子供の抱っこ時に邪魔になってしまうことがあるので、羽織不要で着られる袖のあるドレスがおすすめです。

人気のパンツドレスについては、こちらの記事をご参考ください。
結婚式のお呼ばれでパンツドレスはOK?【マナーやポイントを解説】

ママ向けのバッグ・靴・アクセサリー

結婚式用のバッグや靴、アクセサリーもママ向けのものを選ぶと快適に過ごせます。

荷物が多い場合、パーティーバッグとサブバッグの2個持ちが基本です。子供グッズはフォーマルなトートバッグや落ち着いたデザインのマザーズバッグにまとめて入れましょう。

靴は、子供の年齢に合わせて選びましょう。子供が抱っこをせがんだり動き回ったりする際は低めのヒールがいいですね。ストラップ付きならさらに安定感が高まります

ネックレスやコサージュは、子供が引っ張ったりする恐れがあるので、年齢に合わせて選ぶといいですね。ヘアアクセサリーやイヤリング・ピアスなどがおすすめです。

ママと子供のドレスを選ぶなら

今回は結婚式に子連れで参列する際のマナーや服装についてご紹介しました。結婚式に招待された時は、子供も参加可能か確認し、マナーを守って参加したいですね。

エニタイムドレスでは、結婚式ゲスト向けのパーティードレスをご用意しています。ママ向けの落ち着いたデザインのドレスやパンツドレスのほか、お子様向けのキッズドレスもご用意しています。店舗で試着ができるので、通販レンタルでは分かりにくい丈感や着心地も確認できますよ。

結婚式への参加は、お子様にとっても貴重な一日になるはずです。親子で素敵にドレスアップして、新郎新婦をお祝いしてあげたいですね。