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【結婚式の女性ゲスト】「平服でお越しください」とはどんな服装?

結婚式の招待状の「平服でお越しください」という一文。

そもそも平服とはどのような服装のことなのか、わからないという人もいるでしょう。

「平服ってどんな服装?」

「どのくらいお洒落したら良いの?」

「普段着で良いの?」

と気になっている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、平服の概要について解説し、平服でおすすめのスタイルを紹介します。

平服とは?どうして平服なの?

「平服」とは、辞典で調べると、「普段着ている服装」という説明があります。しかし、結婚式の場合はどのような服装のことを指しているのでしょうか。

ここでは、平服の特徴や種類、「平服で」と招待状に書かれている理由を解説します。

平服とは

「平服」とは、礼服・礼装でなくても良いという服装を指します。

結婚式の招待状に書かれている平服とは、正装を略した略礼装にあたると考えるのが良いでしょう。完全なフォーマルではありませんが、カジュアルではない服装のことです。

そもそも「礼装」とは?

礼装には3種類あり、格式の高い順に「正礼装」「準礼装」「略礼装」となります。

女性の礼装のそれぞれのシーンと具体例を紹介します。

●正礼装

正礼装は服装の中で一番格式高い服装のことです。女性皇族が皇室行事へ参加する時に着用する服装と言われていて、一般の方の場合は、格式の高い行事や高級ホテルで行われる結婚式で着用する服装です。

肌の露出が少なく、ラメなどの装飾を控えた無地やレース地のワンピースが基本です。

●準礼装

結婚式の招待状に記載されている正装は準礼装を指すことがほとんどで、多くの人が最も着用頻度が高い服装です。結婚式だけではなく、ホテルなどでのディナーでも着用します。

準礼装はセミフォーマルとも呼ばれ、正礼装ほどかしこまった印象はなく、ワンピースやアンサンブルなどを派手過ぎない範囲で着こなすことが大切です。

●略礼装
準礼装から格式が1つ下がった装いが、略礼装です。「平服」=「略礼装」と考えるのが良いでしょう。平装は、カジュアルな結婚式や、2次会に参列するときに着用する服装です。

「平服で」と招待状に書かれている理由

それでは、なぜ「平服でお越しください」と招待状に書かれているのでしょうか。

この言葉は、新郎新婦がゲストに対しての心遣いの気持ちが込められています。

●肩肘張らずにくつろいでほしい

●気軽に参加してほしい

●親しみのある式にしたい

などといった気持ちを伝えるために「平装」と書かれているのです。

平服は普段着でOK?

平服とは、「礼服・礼装でなくて良い」という意味ですが、「平服=普段着・カジュアル着」というわけではなく、準礼装ではないけれども普段着でもない服のことを指します。

礼服よりも自由度が高いフォーマルな服装ですが、普段着ではないので、ジーンズやTシャツは避けましょう。

また、コットン素材のワンピースなどもカジュアル過ぎてしまうので避けることをおすすめします。

女性はどんな平服がいいの?

平服とは、「礼装でなくて良い」という意味ですが、法事や結婚式、入学式、卒業式、同窓会など、シーンによって着る服は異なります。

服装選びのポイント

平服でも、参加する場所によって服装が異なるところが難しいですよね。服装選びの判断材料となる大切なポイントを抑え、その場にふさわしいコーディネートを心がけましょう。

●ゲストの顔ぶれ

参加するゲストの顔ぶれも、服装を考える際の目安になります。自分以外のゲストの年齢や立場などを考慮することが大切で、新郎新婦の親族や上司が参加する場合は、フォーマル寄りの服装を心がけましょう。

●会場の雰囲気

会場の雰囲気や格式で服装を選ぶことも大切です。例えば、高級ホテルや教会など厳かな雰囲気で行われる結婚式であれば、平服といってもその会場にふさわしい服装が求められます。結婚式がどの会場で行われるのかに注目し、雰囲気に合った服装選びを心がけましょう。

結婚式での平服は?

結婚式での平服は、華やかで上品な服装です。

新婦よりは目立たないよう、お祝いの日に相応しい形がシンプルなワンピースやパーティードレスなどで華やかさをプラスしましょう。

もしも、平服の程度に迷ったときは一緒に参加する友人と相談するのも良いでしょう。

ドレスの基本的なマナー

結婚式の服装には、基本的なマナーがあります。その点もご紹介します。

●白のドレスはNG

白は花嫁の特権です。

ベージュ系の服装も光の加減で白に見える場合もあるので、注意しましょう。

羽織ものをダークカラーにする等、全体的に白くならないようなコーディネートを心がけましょう。

●全身黒は避ける

フォーマル度が高い黒のドレスですが、全身が真っ黒になる服装は「喪服」をイメージするので、黒タイツも含めて避けましょう。

●目立ちすぎもNG

花嫁よりも目立ってしまう、目立ちすぎる服装は控えたほうが良いでしょう。真っ赤なドレスや派手すぎるアクセサリーはNGです。

女性ゲストにおすすめの平服は?

それでは、具体的に結婚式におすすめの女性ゲストの平服はどんなものがあるのでしょうか。

ワンピース

基本的に、マナーとしては単色や無地のワンピースが良いとされています。

しかし、刺繍・レース柄や、ジャガードなど織り柄であれば、柄物でもOKとされることが多いようです。

一方で、、プリント柄はカジュアルな印象のため避けます。アニマル柄も「殺生」を連想してしまうので避けましょう。

ワンピース選びで迷ったらシンプルなデザインのワンピースを選ぶのがおしゃれに見せるポイントです。シンプルなワンピースなら定番のパンプスやバッグを合わせるだけで、上品で大人っぽいコーディネートにまとめやすいです。

セットアップ

トップスとボトムスがお揃いになっている「セットアップ」ですが、結婚式で着用するゲストが増えています。気をつけるべきポイントとしては、脚の露出がほとんどないセットアップでも、素足はNGです。しっかりとストッキングを履くのがマナーです。

カジュアルな印象にならないよう、セットアップを選ぶときは素材やデザインに注目し、ラフすぎるデザインは避け、フォーマルシーンにふさわしいきちんと感のあるものを選びましょう。

パンツドレス

最近では、格好良く決まるパンツドレスで結婚式に参列する人も増えています。

パンツドレスは、パンツスタイルでありながらも、エレガントな印象が特徴的です。

パンツドレスを着用する際も、肌色に近いベージュ系のストッキングを着用することを忘れずに、カジュアルすぎる素材は避け、デザイン性の高いものを選びましょう。

平服のときの靴や小物は?

平服の場合、靴や小物なども比較的自由に選ぶことができます。基本的にはドレスの色合いに合わせて、お好みでアクセサリーなどの小物を選んで問題はありませんが、いくつかポイントを解説します。

●足元のポイント

結婚式では、黒のタイツや派手なカラータイツや素足はマナー違反とされています。そんな服装でも、ベージュ系のストッキングを履きましょう。

また、つま先の開いたサンダルやブーツなども平服であっても避け、ヒール付きの爪先が隠れるパンプスが良いでしょう。

●バッグ

平服の時のバッグは、基本的にフォーマル向きなものを選び、ビジューやラメなど、光輝くデザインのバッグは控えるようにしましょう。

●髪型

髪型は見た目が華やかになるように心がけましょう。アップヘアは、食事の時も邪魔にならず清潔感がある髪型がおすすめです。

まとめ

結婚式の招待状の「平服でお越しください」の一文は簡単なようで難しい服装の1つです。

「平服」とは、礼服・礼装でなくても良いという服装ですので、

●普段着・カジュアル着ではない

●準礼装ではないけれども普段着でもない

という点を意識して、その会場に応じた服装を選択することが大切です。

「どんな平服が良いかわからない」
「マナー違反をして恥ずかしい思いをしたくない」

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