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結婚式にお呼ばれ時の当日の流れは?【基本のマナーも解説】

初めて結婚式に参列するのは楽しみな反面、全体の流れやマナーが気になりますよね。

「結婚披露宴の全体的な流れは?」
「結婚式のマナーは?」
「二次会までの時間の使い方は?」

と気になっている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、結婚式や披露宴の流れとマナーを紹介します。

結婚式や披露宴の当日の流れは?

まずここでは、会場到着からお開きまでの当日の流れを大まかに紹介します。

1.準備~会場到着

事前に美容室の予約を忘れずに済ませ、会場の到着は指定時間の15分~30分前を心がけましょう。

2.挙式に参加

挙式から参加する場合、招待状に記載された時間に教会や式場に到着し、挙式に参加しましょう。

3.受付・披露宴会場入場

受付でご祝儀を渡し、時間になったら披露宴会場へと移動しましょう。

4.結婚披露宴

披露宴は、司会者の紹介から始まり、開宴挨拶・ウェルカムスピーチ→主賓の祝辞→ケーキ入刀→乾杯→食事→歓談→お色直し→スピーチ→余興→両親への手紙や花束贈呈→両家代表挨拶、→お開き・退場という順序になります。しかし、結婚式や披露宴のスタイルによっては、この流れが変わる場合もあります。

5.二次会

二次会がある場合は、披露宴の2~3時間後に二次会が始まります。

結婚式や披露宴での演出は多岐にわたります。そのため、結婚式や披露宴の流れは、結婚式の種類などによって異なります。

では、当日の流れを詳しくみていきましょう。

準備~会場到着までの流れ

会場に到着するまでの間にも、やるべきことはたくさんあります。では、会場に到着するまでの流れを詳しく見ていきましょう。

メイクや髪型セット、着替え

結婚式は華やかな場ではありますが、フォーマルな場でもあるので、「きちんと感」は大切にしたいところ。

いくら華やかといっても新郎新婦より目立つのはNGです。華やかさに加え、上品さを意識したメイクとヘアセットで、おめでたい席に出席しましょう。

また、結婚式のマナーとして、髪のセットは大切です。ヘアセットが得意な方は、自分でセットしても問題はありませんが、そうでない場合は、美容室を予約しておくことも念頭に置いておきましょう。

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また、遠方での結婚式に参列する際は、パーティードレスや靴を持ち運んで着替える必要があります。

結婚式場やホテルには、一般的にゲストが利用可能な更衣室が備えられていますが、すべての会場にそのような施設があるわけではありません。結婚式を行う会場に直接問い合わせて確認することが大切です。

到着時間

挙式が始まる前は、受付の順番待ちや会場での着替え、事前にお手洗いに行っておくなど、やるべきことがたくさんあります。落ち着いて挙式に参加するためにも、開始の15~30分前には会場に到着することをおすすめします。

急な遅刻や欠席のときのマナーは?

もし結婚式当日にやむを得ず遅刻または欠席する場合は、新郎新婦だけではなく、すぐに会場に連絡をすることが大切です。また、同席予定の友人や知人がいる場合には、友人や知人にも連絡を入れると良いでしょう。

もし遅刻して会場に到着した場合には、係の方の指示に従い、会場に入りましょう。

欠席する場合には、後日改めて新郎新婦にお詫びをし、ご祝儀を渡すことを忘れないようにしましょう。

挙式参列時のマナー

挙式とは、新郎新婦が結婚を誓い合う儀式のことです。

挙式には、「キリスト教式」「人前式」「神前式」と大きく分けると3つのスタイルがあります。すべてのスタイルでも、新郎新婦の入場から始まり、誓いの儀式、退場というのが、大きな流れです。

挙式から参列する場合もあれば、披露宴から参列する場合もあります。まずは招待状で挙式に参加するのかを確認しましょう。そのうえで集合時刻、会場を忘れずチェックしてください。

挙式の服装は?

挙式に参加する際には、主役である新郎新婦を祝福するためにも、挙式に合った適切な服装を心がけましょう。

少人数の挙式であっても、普段着で挙式に参列するのはマナー違反です。

また、肌の露出は控え、控えめながらも挙式に華をそえられる服装が良いでしょう。 

挙式でのNG行動は?

挙式では、契約している専属カメラマンのみが撮影を許可されている場合があります。また、ゲストによる写真撮影がOKであっても、フラッシュ撮影は禁止など撮影に関するマナーはその挙式によって異なります。案内を聞き逃さないよう気をつけ、許可なく会場内を撮影することは控えましょう。

また、バージンロードに立ち入ることはNGです。神聖な場所であるバージンロードは、新郎新婦以外は立ち入ることはできません。

受付から披露宴会場入場までの流れ

結婚式のスタイルによって、受付のタイミングが「挙式前に受付の場合」と「挙式後に受付の場合」などと変わります。

とはいえ、ゲストが守るマナーについて、大きな違いはありません。招待状に記載されている集合時間までに会場に到着していれば良いでしょう。

大きな荷物はクロークに

結婚式・披露宴の会場に持ち込めるのは小さいサイズのバッグが基本です。
必要なものだけを小さなバッグに入れ、持ち物をスマートに少なくするのがマナーです。

大きな荷物は挙式・披露宴には持ち込まず、クロークに預けましょう。

受付でのマナーは?

受付の方に「本日はおめでとうございます」と挨拶をし、新郎・新婦のどちら側のゲストであるかを伝え、ご祝儀を渡し、芳名帳に名前や住所を記載します。

挨拶や振る舞いなどは、ゆっくりと落ち着いて対応すれば大丈夫です。その際、結婚祝いの品物を当日に受付で渡すのはNGです。

袱紗(ふくさ)に関するマナーはこちらの記事で解説しています。
ご祝儀を包む袱紗(ふくさ)の色選びと正しい使い方とは?

控室・開場までのマナー

控室では、久しぶりに再会した友人と大声で騒いだりすることはせず、係の方の指示があるまでは、静かに会話を楽しみましょう。長時間話し込むのもNGです。また、新郎新婦や両親が出迎える場合は、お祝いの言葉をかけましょう。

結婚披露宴の流れとマナー

ここでは、結婚披露宴の一般的な流れと、マナーを紹介します。

新郎新婦の入場

ゲストや親族は、記載された席に着席し、開宴の時間になると、披露宴がスタートします。話をやめて、静かに司会者の言葉に耳を傾けましょう。

開宴の挨拶・ウェルカムスピーチ

司会者が結婚披露宴の開宴を告げた後、新郎新婦からウェルカムスピーチが行われます。新郎新婦がお互いを紹介したり、プロフィールムービーの上映などの演出も増えていますが、この時は、和やかな雰囲気で演出を楽しみましょう。

主賓の祝辞

新郎側、新婦側の主賓による祝辞が行われます。主賓の方がマイクのもとに進まれたら、静かに話に耳を傾けるのがマナーです。

ウェディングケーキ入刀

披露宴前半の見どころといえば、新郎新婦によるウェディングケーキ入刀です。最近は、「シャンパンタワー」や「鏡開き」など、様々な演出も増えています。ケーキ入刀などは、新郎新婦が行う初めての共同作業として知られていますので、カメラを持っている方は、貴重な瞬間を写真に収めましょう。

お色直し

食事や歓談中、披露宴も中盤になると、新郎新婦が衣装を着替えるお色直しの時間になります。「次の衣装はどんなものだろう」と楽しみにしているゲストも多いことでしょう。

先に新婦が退場し、少し時間をおいて新郎が退場するのが一般的な流れです。

新郎新婦が中座をしている間は、楽しい話題で会話をしながら、二人の再入場を待ちましょう。

スピーチ・余興

新郎新婦が再入場したあとは、ゲストによるスピーチや余興が行われることがあります。

楽しい雰囲気で盛り上がることの多い余興ですが、大声でのおしゃべりは控え、スピーチや余興に注目することが大切です。また、スピーチの途中で離席しないように注意しましょう。

両親への手紙や花束贈呈

結婚式の終盤には「両親への手紙」や「両親への花束贈呈」などが行われます。

このセレモニーは、厳かで感動的な演出なことが多いです。

まだ料理が残っていても、食事は一旦止めて、セレモニーに集中しましょう。
厳かな場面ですので、友人との私語も控えることも大切です。

両家代表挨拶

披露宴の終わりには、両家代表の挨拶や新郎挨拶が行われます。この挨拶も、手紙の朗読や花束贈呈などと同様に厳粛で感動的な場面です。周囲との私語は控え、挨拶をする方に注目し、耳を傾けましょう。

そして、挨拶が終わったら、惜しみない拍手を送ることも大切です。このように、挨拶をする方の気持ちに寄り添うことが、披露宴のマナーです。

お開き・退場

司会者がお開きを告げると、新郎新婦、新郎新婦両親が退場します。その後、司会者の指示に従って、ゲストも退場します。

楽しい時間が終わってしまいますが、席を立つ前には同じテーブルの方々に軽く挨拶をするように心がけましょう。

また、会場の出口では新郎新婦とご両親が並んでお見送りをする場合があります。新郎新婦とは長時間話し込まず、流れを止めないように注意しましょう。

二次会

披露宴のあと、二次会が開催される場合もあります。披露宴のお開きから二次会の間には1.5〜2時間ほど間が空くので、その時間にどう過ごすかを考えておくと、手持ちぶさたになりません。

ゆっくりおしゃべりしていられる会場の近くのカフェや、座って休憩できるスペースを事前にチェックしておきましょう。

流れを理解して新郎新婦をお祝いしましょう!

今回は、結婚式や披露宴の流れとマナーについて紹介しました。

初めての結婚披露宴は、マナーや流れがわからず緊張してしまうものです。前日までに会場の場所や集合時間など、式までにしっかりと確認しておくことで、当日落ち着いて行動できるでしょう。

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