結婚式には参列せず、二次会のみ招待された場合、どんな服装で行けば良いのか悩みますよね。

「二次会もドレスアップするべき？」

「普段着でいい？」

「カジュアルな服装で良いの？」

と気になっている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、シーンごとの二次会の服装をNGポイントと共に紹介します。

二次会だけ呼ばれたときは何を着ればいい？

新郎新婦にとって一日の締めくくりとなる二次会は、マナーを守りつつもその場に合った服装で出席したいところ。

ここでは、「平服」と書かれている場合の服装と、二次会の服装の基本を解説します。

招待状に「平服」と書かれている場合

「平服」とは、礼服・礼装でなくても良いという服装を指します。

二次会の招待状に書かれている平服とは、正装を略した略礼装にあたると考えるのが良いでしょう。完全なフォーマルではありませんが、カジュアルではない服装のことです。

準礼装から格式が１つ下がった装いが、略礼装です。「平服」＝「略礼装」と考えるのが良いでしょう。平装は、カジュアルな結婚式や、二次会に参列するときに着用する服装です。

TPOに合わせた服装選びが大切

結婚式の二次会に出席する際は、パーティー会場の雰囲気やTPOに合わせて服装を選ぶことが大切です。

それぞれふさわしい服装を解説していきましょう。

●開催場所

二次会の開催場所が、一般的に結婚式が行われる結婚式専門の会場やゲストハウス、ホテル、高級レストランなどで開催される場合は、フォーマルな服装をするのがマナーといわれています。結婚式にお呼ばれされる際の服装の選び方と、ほとんど変わりません。

一般的なレストランやカフェなどで行われる二次会では、ホテルのような格式の高い会場の場合よりは、少し崩したスタイルでも良いでしょう。お呼ばれ用ドレスやきれい目のワンピース・パンツドレスなどがおすすめです。

●時間帯

同じドレスコードでも二次会が開催される時間帯によって服装やマナーが変わります。

服装の昼と夜の区別は17時が目安です。17時より前は昼の装い、17時以降は夜の装いと考えましょう。

昼に開催される二次会ではキラキラと輝くアクセサリーは避け、控えめを心がけるのが良いでしょう。ワンピースの素材は光沢のないものを選び、過度な肌の露出も避けます。

アクセサリーはパールやコサージュなどがおすすめです。

昼間の二次会には避けた方が良いといわれる服装も夜の二次会では相応しいとされるものが多いので、選べる服装やアクセサリーの幅が広がります。
アクセサリーも宝石や貴金属など光るものや、昼間より肌の露出が多いドレスも良いでしょう。

●新郎新婦との間柄

新郎新婦との関係性や間柄によっても服装は異なります。

新郎新婦と親しい間柄の友人であれば、一般的な結婚式の服装マナーよりもカジュアル感のある服装で良いですが、親族の場合は上品で綺麗めの服装が良いでしょう。

二次会コーデのNGポイント

ここからは、時間帯や会場の雰囲気に関わらず、二次会でNGとされている服装を見ていきましょう。

普段着はNG

Tシャツにデニムといった普段着のような服装は避けましょう。また、コットン地のワンピースなども、着心地が良い服装ですが、日常的に着用することを目的として作られた布地です。綿や麻素材の服はカジュアルな印象になりやすく、基本的には避けた方が良いでしょう。

過度な露出

結婚式よりはラフな格好の二次会の服装ですが、過度な露出は控えましょう。丈が極端に短いスカートや、胸元が大きく開いたドレスなどは、お祝いの席にふさわしくないといえません。

全身黒・白の服装

白は主役である新郎新婦の色とされています。

白色の他にも、白に見えてしまうようなベージュ系の服も避けましょう。

また、喪服を連想させるような全身黒のコーディネートもふさわしくありません。

黒の服装を着る場合は、小物やアクセサリーなどの組み合わせで華やかさをプラスしましょう。

殺生をイメージする服

 殺生をイメージさせる動物の毛皮やファーは、たとえ二次会であっても避けるのがベターです。

「毛皮＝殺生＝死」というイメージがあるので、お祝いの場である二次会にはふさわしくないと言われています。同様に、蛇やワニなどの皮革、ヒョウ柄などの服装も動物の殺生を連想させるためNGです。

会場別のおすすめファッション

結婚式二次会は会場によって、服装の選び方が変わってきます。ここでは、会場別におすすめのファッションを紹介します。

結婚式場やホテル、高級レストラン

ホテルや高級レストランの場合はフォーマル感のあるパーティードレスやワンピースが適しています。

刺繍やレースがデザインされたパーティードレスは、上品で華やかな雰囲気になるのでおすすめです。

また、肌の露出はなるべく控え、腕や胸元、背中が見えるドレスであれば、ジャケットやショールを合わせることをおすすめします。

カジュアルなレストランやダイニングやカフェ

カジュアルなレストランやダイニングカフェの場合は、セミフォーマル感を意識したパーティードレスがおすすめです。

また、お出かけ用のキレイめワンピースでも良いでしょう。

居酒屋やカラオケ

居酒屋やカラオケで二次会が行われる場合は、キレイめのワンピースやきれいめブラウス＋スカート、セットアップなどを選んで、普段着よりはお洒落な服装を意識しましょう。

一方で、会社に着ていくようなオフィスカジュアルは少し堅いイメージになってしまうので避けましょう。

二次会にぴったりのパーティーバッグ・靴・アクセサリー

ここでは、二次会に適したおすすめの小物類をマナーと合わせて紹介します。

バッグのおすすめとマナー

基本的には小ぶりなパーティーバッグがおすすめです。

バッグの生地はワニ革・ヘビ革などのバッグや、大き過ぎるバッグは避け、服装に合わせたドレッシーなパーティーバッグが適しています。

また二次会は、立食の場合が多いので、ショルダー掛けができるバッグがおすすめです。

足元のマナー

二次会に最適な組み合わせは、3～5㎝のパンプス＋ストッキングです。

動きやすく、立ち姿がキレイに見えるので、3cm程度の高すぎないパンプスがおすすめです。

サンダルやブーツは二次会でもカジュアル過ぎてしまうので避けましょう。

アクセサリーのマナー

時間帯によってアクセサリーのマナーは異なります。

昼に行われる二次会では、なるべく光るものは控えて、パールのようなシックなものを選びます。しかし、お葬式を連想させるブラックパールのものは避けたほうが良いでしょう。

一方で、夜に行われる二次会では、昼間の披露宴よりもキラキラしたアクセサリーを使用しても問題ありません。ダイヤモンドやキラキラ光るゴールドのアクセサリーは華やかでおすすめです。

二次会だからこそ着たいファッションは？

結婚式や披露宴よりもドレスコードが緩やかな二次会だからこそ、着用したいファッションのおすすめを紹介します。普段は着れないファッションが楽しめるのも良いですよね。

柄が入ったドレス

二次会では、派手になり過ぎないものであれば、花柄やドットなどの柄物もOKです。レース柄なども繊細で美しく、適度に華やかなので、お祝いの場にふさわしくおすすめです。

パンツドレス

パンツドレスは、二次会などのカジュアルな場での着用は問題ありません。

特に二次会は、立食のブッフェスタイルが多いので、立ったり座ったりと動くことが多いためおすすめです。

まとめ

結婚式の二次会といっても、会場によって服装は異なります。

●開催場所

●時間帯

●新郎新婦との間柄

これら、会場の雰囲気やTPOに合わせて服装を選ぶことが大切です。

「どんな服装を選べば良いのかわからない」
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