【結婚式お呼ばれ】ドレスのダメな素材とは?
結婚式のお呼ばれドレスは、生地・素材選びも大切なポイントです。結婚式では素材にもマナーがあり、中にはNGな素材もあります。「このドレスの素材は大丈夫かな?」「マナー的にダメじゃないかな?」と気になると、せっかくのドレス選びも楽しめませんよね。
この記事では、結婚式のお呼ばれにおけるNGな素材や生地について解説します。生地・素材のマナーを知って、友人や仕事関係・親族の方々も参列するお祝いの場面にふさわしいドレスを選びましょう。
結婚式にお呼ばれでダメな素材は?
フォーマルな場である結婚式では、殺生をイメージする素材やカジュアルすぎる素材はNGです。具体的な素材をみていきましょう。
毛皮・アニマル柄
毛皮やアニマル柄は、殺生のイメージがあるので、お祝いの場である結婚式にはふさわしくないとされています。ヘビやワニなどの皮革をはじめ、ヒョウ柄などがプリントされた素材もNGです。また、毛皮はゴージャスな雰囲気のため、新郎新婦より目立ってしまう恐れもあります。
ほかにも、毛皮やファーの抜け落ちた毛が食事などに入ったり、他のゲストの方に毛がついたりすることも考えられます。毛皮は防寒着の扱いになるため、ファーを身につけて会場に入るのはマナー違反という考えもあります。
綿・コットン
デイリーに使えるコットン100%素材のワンピースは、普段着に近い雰囲気になるため、少し華やかさが足りない印象になります。フォーマルな場所である結婚式では、つやのある素材が適しています。
麻・リネン
ナチュラルなリネンのワンピースも、コットン同様にカジュアルな印象になってしまいます。ドレッシーなデザインでも、リネン素材は普段着に近いため、デイリー使いで楽しみましょう。
ニット
着心地が良く温かみのあるニット素材ですが、コットン同様に天然素材でカジュアルな印象が強いため結婚式では不向きです。2次会などカジュアルなパーティーであれば選んでも良いでしょう。
お祝いの席でファーはNG?
ふわふわのファー素材のボレロやショールはOKなのか気になりますよね。基本的には、毛皮と同様NGですが、結婚式でファーのボレロを着ている人を見かけることもありますよね。
最近では一般的な披露宴より肩肘張らないレストランやカフェなどのカジュアルな結婚式もあります。自由度の高いスタイルが特徴のカジュアルな結婚式では、ドレスコードも緩やかになるので、ファー素材も受け入れられるでしょう。
一方、高級ホテルや伝統的な結婚式場などのいわゆる格式高い会場の結婚式では、ドレスコードも厳しくなるので、ファー素材は避けた方がベターです。
また、参列者の年齢層や会場の雰囲気によって考慮すると良いですね。「結婚式にファーはNG」とマナーや縁起を重んじる年配の方や、親族が多い結婚式には、ファーなどの素材や派手すぎる服装は避けた方が良いでしょう。二次会や友人が中心の結婚パーティーなど、気心が知れた参列者が中心の式であれば、ファー素材を楽しんでも良いでしょう。
フェイクファーはOK?
フェイクファーやエコファー、イミテーションは、見ただけでは本物のファーと見分けがつかないため、リアルファーと同様に考えて良いでしょう。結婚式の主役は新郎新婦なので、フェイクファーやイミテーションであっても目立つものは着用しない方が良いでしょう。
結婚式でOKな素材・生地の選び方
結婚式では、光沢があり、高級感のある生地のドレスを選びましょう。
季節感を意識して、夏は涼しげな素材、反対に冬は温かみのある素材を選ぶと良いですね。例えばドレス・靴・バッグを全て同じベロアにするとバランスが悪くなるので、それぞれの素材が被らないようにコーディネートしましょう。
おすすめの素材と特徴を解説します。
シフォン
細い糸でふんわりとした手触りのシフォン素材は、繊細でフェミニンな印象になります。1枚で着ることができ、冬はボレロやショールを合わせても着ぶくれしにくいので、1年中着ることができます。軽い生地感で着心地が良いのも魅力です。
レース
繊細なレースが加わると、一気にエレガントな雰囲気になります。デコルテがレースのものは顔回りが華やかに、袖がレースのドレスなら気になる二の腕をすっきりと見せてくれます。トレンドの総レースドレスは、1枚で華やかな印象に。レースの種類によっては透け感が目立つものがあるので、羽織りなどで調整しましょう。
チュール
細かなメッシュ素材でふわっと可愛らしい印象になるチュール。透け感があるので、春夏の結婚式に特におすすめです。スカート部分にチュールがあしらわれたドレスなら、ボリューム感が出て可愛らしい印象になります。
シャンタン
パーティードレスに使われることが多いシャンタン生地は、しっかりしたハリ感とツヤがあり、上品さを演出できます。1年中着ることができます。
オーガンジー
オーガンジーはシャリっとしたハリがある素材のため、春夏や秋の結婚式に特におすすめです。薄手で透け感があり、程よい光沢があるので上品な印象になります。
サテン
綺麗な光沢があり、肌触りの良いサテンは高級感のある素材でパーティードレスにもぴったりです。汗をかくと肌に貼りつきやすいので、春や秋冬の結婚式に向いている素材です。
ベロア
生地に毛羽があり、温かみのある見た目と着心地を楽しめるベロアは秋冬の結婚式でおすすめの素材です。なめらかな光沢があり、高級感があります。
ジャガード
生地に模様を直接織り込んだジャガード生地は、生地に厚みがあるため秋冬の結婚式におすすめの素材です。織り込まれているため生地に立体感が生まれ、高級感が出る素材です。
お呼ばれの靴・バッグの素材
結婚式では、バッグや靴もフォーマルな素材を選びましょう。レースやサテンなどがおすすめです。ツヤのあるエナメルの靴もOKです。
お呼ばれ靴・バッグのNGな素材
ドレス同様、コットンや麻などの素材はカジュアル度が高いので、キャンバスバッグなどは結婚式では避けましょう。ビニールのバッグなどもNGです。
結婚式に皮革の靴やバッグはOK?
牛革は、慶弔両用のフォーマルバッグや靴に使われる素材のためとくに問題はありません。ただし、牛革でもアニマルプリントやバイソンを型押ししたものは殺生をイメージさせるため、お祝いの席である結婚式には不向きです。合皮も問題ありません。
まとめ
結婚式のお呼ばれでダメな素材についてご紹介しました。殺生をイメージする素材や、カジュアルな印象の素材は控えましょう。
結婚式に参列するゲストは、雰囲気に合ったその場に適した服装で祝福したいですよね。また、ドレスの素材によって雰囲気が変わるので、「いろいろなドレスを試したい」と思う方も多いかもしれません。結婚式に合った素材のドレスを選びたい方は、パーティードレス専門のレンタルドレスを選んでみてはいかがでしょうか。
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マナーに合った生地のドレスで、お呼ばれシーンを楽しんでくださいね。